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2011年11月11日 星期五

藝術台湾 : 蕭筑方、張恩慈 東京聯展


左起台北駐日經濟文化代表處代表馮寄台代表、國立西洋美術館館長青柳正規﹑張恩慈﹑蕭筑芳





   国際的に活躍する台湾現代アートの若手女流アーティストの2人展『芸術台湾 蕭筑方、張恩慈』が、東京都港区白金台にある台北駐日経済文化代表処(以下、駐日代表処)の代表公邸1階の芸文サロンで10月20日~11月10日に開催される。この開催に先立ち10月19日、蕭筑方さん、張恩慈さんのほか、台日の関係者を招いて同展会場で盛大な開幕式が行われた。
 この日、馮寄台・駐日代表はあいさつの中で、「わが国政府は日本との関係を非常に重視している。台湾と日本の文化交流を促進するために、2010年に当代表処に『台湾文化センター』を設立して以来、数多くの美術展、音楽会、文化講座、人形劇や舞踊の公演などを開催してきた。また、台湾の国立故宮博物院の文物の日本展示を可能にする法案も日本の国会で可決された。これらの文化交流を通して、より一層深い関係を結んでいきたい」との考えを示した。
  さらに、「当代表処の芸文サロンは昨年から始まり、今年の6月は中華民国100周年の記念展『孫文と日本の友人展』を開催した。今回は、台湾の若い世代の芸術における女性アーティストとその作品を紹介している」と述べた。
  開幕式には、東京上野にある国立西洋美術館青柳正規・館長も出席し、「今年6月に日本では海外から借り受けた美術品を必ず返すという法律ができ、また同時に、借り受けた美術品の保険に関して、国家補償ができる法律もできた。これにより台湾の故宮からの美術品の日本展示という長年の夢を実現する条件が揃った」と強調した。
さらに、「このような公邸の中ですばらしい個展を開催することにより、台日間の文化的絆は、さらに細やかで良いつながりができるようになる。ここ20~30年の台湾における文化的な高揚はすばらしいものがある。本日拝見した蕭さんと張さんの作品は大変おもしろく、ワクワクするような作品だ。これは我々にとっても刺激的なものである」と感想を述べた。


今回の作品展のために来日した蕭さんは、「日本で出展するのは今回が初めてであり、非常に嬉しい。出展作品は2007年~2010年までの作品で、台湾で創作した作品のほか、昨年、台北国際文化村の援助で2カ月間ブラジルの芸術村で滞在した時に創作した作品もある。今回、日本での出展という文化交流を通して、創作活動の上で私により多くの観察と進歩を与えてくれるだろう」と期待の意を示した。

また、張さんは「展示しているシリーズ作品は、我々の心の奥底に深く影響を与えている『おとぎ話』の背後にひそむ多重的な意義を見つめ、グローバル世代に共通する人物像を通して、より豊かな内包と想像を与えるもの。今回出展する6点の作品は、シリーズ的な物語であり、生き生きとした現在進行形のストーリーを表現している」と説明した。

蕭さんの現在の作風は、アクリル画を用いてペイントするもので、画面の中で「人」をテーマとしており、シンプルで明るい色彩を用いて、生活の様々な場面における雰囲気や感情を表現することを得意としている。また、今回展示されている張さんの作品は、毛糸や刺繍糸でキャンバスの上に線を描いたもので、古典的なおとぎ話に出てくる主人公のイメージをイラストのテーマとしている。
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「芸術台湾 蕭筑方、張恩慈」

 開催日:2011年10月20日(木)~同11月10日(木)

     (土、日、祝日は閉館)
 開館時間:AM10:00~PM4:00
 会場:台北駐日経済文化代表処代表公邸1F「芸文サロン」

     東京都港区白金台5-20-2 (TEL:03-3280-9717)

      JR山手線「目黒駅」東口から徒歩10分

      地下鉄南北線、三田線「白金台駅」1番出口から徒歩5分
 入場料:無料
 主催:外交部、行政院文化建設委員会

 共催:台北駐日経済文化代表処、台北文化センター、国立台湾美術館

台北駐日經濟文化代表處
 
台灣新聞